目標設定と達成~改めて子供から学ぶ日々~①
明確な目標を持つ事。
型は違えど、皆それぞれ目標を持ち達成に向けて努力をする。仕事であってもプライベートであっても毎日それの繰り返し。
Trial & Error。
子供は自分の欲求に素直で貪欲です。私の息子もやはりそうです。
小学生の彼なりに目標設定を行い、進捗状況の確認および分析をして達成までのロードマップと照らし合わせを行っています。時に失敗し、時に自分の予想を超える成果を得ながら……。知恵を絞り、先駆者の成功例を模倣する努力も惜しまない。
こんな風に文字に起こすと何か偉大な事を成し遂げているように感じてしまいますが、なんて事はありません。息子が欲しいゲームハードやソフトを買うまでの過程の話しです。
小さい頃は誕生日やクリスマス等のイベント毎に自分が欲しい物はお願いすれば全部は無理でもいくつかは買って貰えていた。
(※サンタクロースの存在は低学年の内にお友達によって現実を知らされたようです。それでも我が家ではサンタさんへのお願いはお手紙制を現在でも続けています。)
しかし、いつからかその方法が通用しないと気が付き始めた。同時に目標達成の為には準備と行動する事が必要だという事を理解し実践していく事になりました。
彼にとって最初に目標達成に必要な準備として課題になったことは「お約束を守る」ということでした。
最初は本当に簡単な事からです。
・挨拶をちゃんとする。
・ありがとう、ごめんなさいが言えるようになる。
・お母さんのお手伝いをする。
・宿題をきちんと終わらせてから遊ぶ。
・TVやYouTubeを見ても良い時間を守る。
こんな感じで箇条書きにしたものを机に貼って頑張っていました。
我が家では息子が欲しい物を買ってもらう為の最終関門はお母さんです。
お父さん(私)はアドバイザーというスタンスを取っています。役割は大きく2つ。
①妻に対しては事前情報を収集し息子が欲しいと言っているゲームの内容や価格などを伝え、買い与える事が適切かどうかを一緒に考える事。
②息子に対してはお母さんからの評価をこっそり伝えたり、欲しいと思っているハードやソフトの最新情報を教えることで息子のモチベーション維持や努力する方向が誤ってしまっている場合の軌道修正など。
お母さんへのプレゼンテーションとその審査を通過し、息子の目標はやっと達成に向かいます。
今でも継続していますし、箇条書きは目標(欲しいゲームハードやソフトの価格)が高くなる分、増加しています。
息子の中で意識しなくともできるようになっている事も増えて来ているのでただただ大変になっているという訳でもありません。
所謂、「当たり前レベルの向上」ができている証しでもあります。
学年が上がり、お小遣い制になったことで息子が目標達成する為のハードルは高くなっていきます。
<続く>